魔法大作戦:ミニクリップ

百八つ


魔法大作戦はギリギリまでタイトルが決まらなかった。「ファンタジー」というキーワードと「シューティング」の持つイメージ。会議は毎日繰り返され、没タイトルは108つ(煩悩の数だけ)となった。その中から特に愉快な物を幾つか紹介しよう。

エレメンタルアーマー 結構ありそうな名前の上、メガドラソフトの「エ○メンタルマ○ター」に似てるので没

魔法要塞グラジオラスを叩け! 昔の冒険小説のタイトル風をイメージしたが没

フン・バル 腹に力が入る名前。受けたけど没

魔法刑事(マジックコップ) 魔法犯罪人を捕まえるシューティングになるところだったので没

シュヤク 主役をイメージして。没

スペルダイナミック ダ○○ミックプロに憧れた。没

デスベガス DETH+ラスベガス。パンチが足りないので没

無敵魔導G ヒーロー物みたいで没

魔法先生 魔法学校の不良達を更正させるシューティングになるところだった。没。

命知らずの魔導師達 俺は好きなんだけど…男らしすぎて没。

で、結局決まったのが「魔法大戦争」で、タイトルロゴも書いてたんだけど…。その年のAMショーに出展されたたのがアイ○ム社の「海底大○争」…。そういう訳だ。


イン・ザ・USA


知っている人も多いと思うが、「魔法大作戦」の海外版のパンフには、アメコミ変化を施されたキャラクター達が掲載されている。これは単に「やってみたかったから」(キャラデザイナー談)だけだが、こうして後々にまでネタに出来るのだから、大正解といえよう。

ボケツッコミシステム


「魔法大作戦」のウリ文句の一つとして「ボケツッコミシステム」なる物がある。これは、ステージクリア後に出る各キャラの台詞が2P同時プレイ時に1P側がボケに、2P側がツッコミに変化するという物である。それだけ。でも、パンフレットとかに大きく「脅威のボケツッコミシステム搭載!」とか書かれてもなぁ…。ともかく、イタい台詞群を脂汗流しながら捻りだしたわけだが、このさいその内の一部を公開してみよう。

ステージ2クリア
ボーンナム:骸骨の分際でワシにはむかうとは!片腹痛いわ!
ミヤモト :ぬう…さすが骨マニア!侮りがたし!

ステージ3クリア
ボーンナム:…いまのドラゴンの骨はもったいなかったのう…。
ミヤモト :先に行けばもっと大きな骨があるでござるよ…。

ステージ4クリア
ボーンナム:ところでお主は何かコレクションは?
ミヤモト :実は拙者、壺マニアでござるよ!

ステージ5クリア
ボーンナム:見ろ、この骨の色艶形!最高じゃわい!
ミヤモト :イイや!壺こそ最高の芸術でござる!

ステージ6クリア
ボーンナム:フン!所詮ドラゴンなんぞに骨の良さはわからんか!
ミヤモト :フン!所詮素人に壺の良さはわからんか!

…なにが壺マニアだ。こんな設定(?)今まで忘れてました。っていうか、忘れたい…。



エイティングのトップへ

魔法大作戦のトップページへ