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敵キャラクター紹介!


エンビーソバットブルントギガヤマ タイガ(56)
 懲役500年を宣告された第一級犯罪者。全身の8割をサイバネ化しており、コートの下は人の形すら留めていないというもっぱらの噂。デスウイッシュ刑務所から脱獄した後は、ギガヤマ社長の右腕として数々の非合法活動に従事し前科記録を更新中。彼の乗り込む高機動ヒューマノイド「RED」は彼自身とハードワイヤードされ、まさに手足のように操ることが可能となっている。さらに全身に装備された粒子砲群は稼働時間こそ長くないものの、その圧倒的な攻撃力と冷徹なまでに正確な狙いで同クラスの機動兵器の中ではまさしく世界最強レベルであろう。 懲役350年を宣告された根っからのサディスト。2016年の往還機ハイジャック事件で片腕を失って以来新たに装着した3本のサイバネ義手とあわせて4本腕で生活している。補助脳と8つの義眼のサポートを受けての四本腕から繰り出される射撃の制圧力はすさまじく、その筋では「グリーンスパイダー」と怖れられている。彼女の操る「GREEN」は無数のマシンガンを仕込んだ全方位対応型で、4本の腕をフルに活用する操縦により無敵の攻撃力を秘めている。しかしサディストの彼女は、常に急所ギリギリを狙い撃って僅かづつ戦意と戦闘能力を奪いつつ相手を痛めつける…といった戦い方を好むため、その機体の損傷率も少なくないようだ。 懲役325年を宣告された凄腕のハッカーで、駄菓子が大好き。世界中のあらゆるネットは彼にとって単なるおもちゃ箱に過ぎなかった。全てのプロテクトをかいくぐり、気の向くまま無邪気にデータを盗み改編する。それが彼の最も馴染み深い日常であった。ネット上では敵のない彼だが、重量級ホバーヒューマノイド「YELLOW」を手足のように操り、彼を脱獄させてくれたギガヤマ社長とエンビーの為に働くこともある。「YELLOW」最大の特徴である2つに分かれた射撃管制システムの半分は彼の大切な相棒、サイバーキャットの「クリンゴン」が担当しており、ネットを通じて会話可能な二人の息のあった攻撃がこのマシンの最大の強みと言えるかも知れない。 主に冷凍食品の製造を営んでいた(有)ギガヤマ食品を引き継ぎギガヤマ工業へと発展させた立役者で、特にマンクライス大不況後の経済建て直し法案である「企業法」施行後の急成長は目覚ましいものがある。2002年に社名を「ギガンテック・サイバートロン社」へと変更してからは義手、義足などを初めとする義体の開発の延長線上としてのサイボーグ技術の開発に力を入れていたが、「人体の改造」を認めない宗教関係及び国家などからの強い反発を受け、社長自らが表舞台に出ることはめっきり少なくなった。しかし、義体開発技術からスピンオフした歩行兵器等が高い評価を受け、それが企業としての一大飛躍の要因となったのは皮肉といわざるを得ない。
 2mを越す身長と各種武道の段位を持ち、その性格は鷹揚にして傲慢。しかし強力なカリスマの持ち主でもあり、彼に心酔するものは裏社会にも数多い。

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